症例別アプローチ 出産後の腰痛

【症例】30代女性/出産後3か月/腰痛・骨盤の不安感
ご来院のきっかけ
第2子出産後から腰痛が続き、
・抱っこで痛みが強くなる
・朝起きると腰が固まっている
整形外科では「産後だから様子を見て」と言われたが、
改善が見られず来院。
検査・所見
✔ 骨盤の後傾
✔ 右仙腸関節の可動制限
✔ 腹圧低下(インナーマッスル機能低下)
✔ 胸椎の可動性低下
妊娠・出産による
・ホルモン(リラキシン)の影響
・腹筋群の伸張
・抱っこ姿勢の継続
これらが原因で骨盤が正常な位置に戻りきらず、
腰部へ過剰負担がかかっている状態。
施術内容
① 仙腸関節のモビリゼーション
② 腰椎の負担軽減アジャストメント
③ 胸椎の可動域改善
④ 腹横筋活性エクササイズ指導
⑤ 抱っこ姿勢の修正指導
※強い矯正ではなく、産後に配慮したソフトな施術。
経過
●1回目:
可動域改善。立ち上がりの痛み軽減。
●2回目:
朝のこわばり減少。抱っこ時の痛みが半減。
●4回目(約1か月):
日常生活での痛みほぼ消失。
骨盤の安定感が向上。
考察
産後腰痛は単なる「骨盤の歪み」ではなく、
✔ 骨盤の不安定性
✔ 腹圧機能低下
✔ 背骨全体の連動不全
これらが複合して起こります。
骨盤だけを整えても改善しない理由は、
「神経系と機能」を回復させる必要があるからです。
まとめ
産後の腰痛は
「時間が経てば治る」ものではないことが多いです。
骨盤を整えるだけでなく、
機能を回復させることが大切です。
抱っこがつらい毎日から、
安心して育児ができる身体へのサポートを致します。

