レクチンフリー
グルテンは聞いたことがあると思いますが、実はグルテンは数千種類もあるレクチンの一種です。
このレクチンが身体に悪影響を与えているとされています。
人間は、植物を「食べ物」とみなしますが、植物はすすんで「食べられたい」わけではないので、様々な防衛方法を生み出してきました。 食物連鎖の中で、植物は捕食者(昆虫・動物・ヒトなど)から自分を守り、子孫を残すために「レクチン」という、捕食者にとっては毒となるタンパク質を作りだしてきたのです。
私たちの先祖は穀物を食べる際にもレクチンを摂取していましたが、調理方法や他の食事とのバランスによってそんなに影響はありませんでした。
しかし、現代人の食生活の変化や加工食品・食事の多様性により、過剰にレクチンを摂取する可能性が高くなり、 レクチンは主に人間の腸へダメージを与えるようになりました。
レクチンは植物の種、皮、外皮、葉に含まれており、 玄米・パン・パスタ・蕎麦・シリアル・じゃがいも・砂糖・豆類全般・スプラウト・豆腐・枝豆・ピーナッツ・カシューナッツ・トマト・茄子・きゅうり・南瓜・メロン・とうもろこしなどが挙げられます。
多くの人々に対して不快な症状を引き起こす原因となっており、腸のバリア機能に影響を与え、リーキーガット症候群を引き起こすと考えられています。
このような理由から、特にアレルギー反応や消化トラブルを抱える人々は、レクチンを含む食品の摂取に注意を払うことが重要とされています。 バランスの取れた食事と健康的な食生活を心掛けることで、植物由来の有益な栄養素を摂りつつ、過剰なレクチン摂取を控えるのが良さそうですね。