緊張型頭痛

肩や首すじのこりとともに、頭が締め付けられるような痛みです。  ストレスで起こることが多く、長時間同じ姿勢をとるといった身体的ストレス、環境の変化や職場などでの精神的ストレスなどにより、神経や筋肉が過度に緊張して起こります。

側頭筋・後頭下筋群・僧帽筋・肩甲下筋・棘上筋・菱形筋など様々な筋肉が影響を与えます。

原因としては、長時間のデスクワークやスマートフォンによる不良姿勢による筋肉へのストレス・内臓問題による背腰部への筋性の影響・自律神経の筋肉への影響などがあります。

近年では、頭と首の付け根のところにある後頭下筋群が疲れて緊張し、頭部に関連痛を引き起こすことも多いです。 この筋肉群は目や頭の動きに合わせて、顔の角度や向きを微調整しているのでパソコンやスマートフォンなどで目や顔を前後左右に細かく動かすことでとても酷使しています。この頭の後ろ側は脳からの司令(神経)の通り道でもあるので、この後頭下筋群が緊張すると身体全体にも影響を与えます。 この筋肉群や筋膜をしっかりリリース(緩める)すると、頭痛も緩和され全身への神経伝達もスムーズになるので身体全体の循環機能も向上します。

当院では、頭部・頸部・鎖骨・肩甲骨の筋肉/筋膜/皮膚リリース、頭蓋・頚椎・脊柱などの骨格を整えることにより、頭蓋骨/頭蓋筋肉・頚椎/頸部筋肉にゆとりをもたせ、緊張性の軽減と自律神経の調和をとることで頭痛を改善します。

  1. 頭部および首の調整: 頭部や首の関節の動きやバランスを改善するために調整手法を使用します。これにより、筋肉の緊張や不均衡を緩和し、頭痛の症状を軽減することができます。
  2. 筋肉の緊張緩和: 特定の筋肉の緊張を緩和するためにリリースやストレッチなどを行います。これにより、頭部や首の筋肉の緊張がほぐれ、痛みや不快感が軽減されます。
  3. 姿勢の改善: 正しい姿勢の維持や改善に関するアドバイスを提供します。良い姿勢を保つことで、首や背中の筋肉への負担を減らし、頭痛の発生を予防することができます。
  4. ストレス管理: ストレスは緊張性頭痛の誘因となることがあります。ストレス管理の方法やリラクゼーションテクニックなどをご提案させて頂きます。

偏頭痛

頭の片側や両側がズキズキ・ガンガン。吐き気を伴うような頭痛が一定の期間をおいて繰り返します。  脈打つような痛みで、体を動かしたり温めるとと痛みがひどくなり、悪心・嘔吐をともなったり、音や光に敏感になります。

  偏頭痛で悩まされている方はとても多いと思います。 理由はメカニズムや原因が多岐にわたっているからだと思われます。

主なメカニズムとされているのは、三叉神経が刺激されると、その刺激でセロトニンが放出されます。 すると血管が収縮します、しかしセロトニンはすぐに吸収され無くなります。 すると血管がまた元に戻る(拡張する)。 これの繰り返しで、拍動性の頭痛が誘発されます。

主な原因とされているのは、ストレス・たばこ・薬物乱用性頭痛・血管を拡張する食べ物(コーヒー、エナジードリンク、ワイン、ハム、ソーセージ、ナッツなど) があります。

改善方法として、お薬でコントロールする・温める・冷やす・マッサージをするなどが一般的ですが、

カイロプラクティックでは、頭蓋療法・頚椎症候によるアプローチも勿論ですが、

それ以外にも偏頭痛は実は内臓問題・神経伝達問題・栄養問題など、筋肉や骨格以外の問題も非常に多いです。当院では様々な観点からアプローチをしていきます。

偏頭痛のトリガーになっている所を改善していく事で、偏頭痛の誘発をおさえます。