化学物質過敏症:合成香料

日用品に使われている合成香料の量が増えている気がします。

香料は大きく分けて、食品用フレーバーと、石鹸・香水・化粧品・芳香剤に使われるフレグランスに分類されます。
食品用フレーバーは大量に摂取すると気持ち悪くなるので比較的控えめに使用されますが、フレグランスはかなり濃度が濃いものがあり、強力な香りが身体に悪影響を与えることがあります。

特に柔軟剤の香りが原因で体調不良を訴える相談が増加しており、化学物質過敏症の原因になるとも言われています。
過剰な香料の吸入は頭痛や不眠、倦怠感などを引き起こし、これが心身症や更年期障害と間違えられることもあります。また、最近の柔軟剤は長時間香りが持続するものが多く、乳児や幼児にとっては特に影響を受けやすいです。

合成香料も天然香料も、「自然由来のものです」と記載されていることがありますが、自然にあったかどうかではなく、濃度が問題だと思います。自然のものでも高濃度であれば危険を伴うため、使用には注意が必要です。

特に子どもさんは体が小さい分 影響が出やすいので親御さんが配慮してあげることが大切だと思います。特に近年は香りの強い製品が増えているので気をつけたいですね。

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