免疫力

「免疫力」

病気の原因は細菌やウイルスそのものではなく、免疫力の低下にあります。私たちの体には、結核菌やヒト免疫不全ウイルス(HIV)、ヒブ(インフルエンザ菌)、肺炎球菌など、常在菌やウイルスが潜んでいます。これらは普段は問題を起こしませんが、免疫力が低下すると活性化し、病気を引き起こすことがあります。

消毒や抗生物質を過剰に使用すると、常在菌が殺され、生き残った病原菌が爆発的に増殖します。これが薬剤耐性菌の問題です。耐性菌に対しては、免疫が対応できるかどうかがカギとなります。

免疫力が低下すると、普段は無害な常在菌やウイルスが活性化し、病気を発症する原因となります。例えば、パピローマウイルスや子宮頸癌の原因となるウイルスも、免疫力が低下していると病気を引き起こす可能性があります。

癌は酸化ストレスが多く、異形細胞が増えると免疫細胞は疲れて処理しきれなくなってしまい、大きく成ると癌として認知されます。

病気を予防するためには、免疫力を落とさないことが最も重要です。
免疫力を保つためには、生活習慣の見直しが不可欠で睡眠・食事(栄養)・化学物質などに注意が必要です。

細菌やウイルスは、体内で適切なバランスが取れていれば害を及ぼすことはありません。免疫がしっかりしていれば、常在菌との共存が可能で、病気を予防できます。

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