ベタベタ汗をサラサラに

ベタベタ汗に悩む方々の中には、子供の頃はサラサラ汗だったのに、歳を重ねるにつれてベタベタ汗に変わってしまったと感じる人も多いでしょう。

これは、加齢や運動不足などが原因とされる「汗腺機能の低下」に関連しています。 人間は体温が上昇すると、エクリン腺として知られる汗腺から体液(汗)を放出し、汗が蒸発する際の熱吸収反応を通じて体表の温度を調節しています。汗腺の機能が高い場合、体液に含まれるミネラルは血管に戻され、血液中に再吸収されます。したがって、余分なミネラルが残らず、サラサラとした良い汗が生成されます。

しかし、汗腺機能が低下すると、汗腺はミネラルを血液に戻せず、水分と一緒にミネラルも排出してしまいます。この余分なミネラルの存在により、蒸発が難しく、ベタベタと乾きにくい汗が発生します。

また、汗の不快な匂いの原因である乳酸も、汗腺機能が向上すると減少し、体内のアンモニア濃度も低下するため、疲労の軽減にも寄与します。

この汗腺機能を改善するためには、腸内環境の改善、有酸素運動、半身浴、抗酸化食品などが非常に有効です。

まだまだ暑い日が続くかもしれませんが、快適な日々を送るために、質の良い汗をかきたいですね。

Follow me!

前の記事

レクチンフリー