糖の過剰摂取が引き起こす身体のだるさ
5月と6月は季節の変わり目や気圧の変化などで、体調を崩す人が多いです。
具体的な症状としては、だるさや疲れがなかなか取れない、疲れやすくなるなどがあります。これらの疲れは「糖質」の摂取量と深く関係していると言われています。
糖質を過剰に摂取すると、血糖値が急激に上がります。しかし、急上昇した血糖値はすぐにインスリンによって下げられます。
血糖値が下がると、脳や体に必要なブドウ糖が不足し、疲労感やだるさが生じます。脳は主にブドウ糖をエネルギーとして使用しており、栄養不足状態になると疲れや眠気が出て思考力や集中力が低下します。
また、糖質の摂取によって、脳内のドーパミンという物質が減少するドーパミン低下現象も起こります。
ドーパミンは元気で活気のある日常生活に必要な脳内物質ですが、分泌量が減ると元気が出ない、体がだるい、眠っているのに眠いなどの症状が現れます。
これらはいわゆる「糖化」と呼ばれる現象の一部であり、体がだるく感じる原因の一つです。
糖化が進むと、肌のたるみやシワ、くすみなどにも関与します。
現代人にとって最も大きな問題は糖質の摂り過ぎです。糖質の摂取方法を考えて、健康的な日常生活を目指しましょう。