毎月恒例!PAAC役員勉強会。
昨日は私が加盟しているPAAC(パシフィック・アジア・カイロプラクティック協会)の役員勉強会に行ってきました。
こうして治療家どうしで集まると、各々の治療院であった最近の症例の意見なども言い合えるので、とてもプラスになります。
さて今回は、バイオメカニクスといいまして身体の構造をより詳しく・細かく見ていこう、という主旨でやっています。
テーマは「膝」でした。
膝痛でお悩みの方も非常に多く、なかなか回復しない方もいます。
色々な検査をしても原因が分からない事もおおいです。
これは私が思うには、原因が膝ではなく骨盤や股関節、又は足首などに問題があって膝痛になっている方が多いのも原因の一つだと思います。
例えばですが、
1・腰の調子が悪くて、腰が丸くなってしまうと骨盤が後傾します。
2・骨盤が後傾すると、股関節が開き気味になります(特に男性)。
3・するとももの外側の筋肉(筋膜張筋)が硬くなってきます。
4・筋膜張筋が硬くなると、膝まわりの筋肉に負担がかかり、膝の外側が痛くなってきます。
この時に、膝を一生懸命マッサージしたり、温めても効果は少ないです。
原因である、腰や骨盤を整えないと膝の負担は改善しないと思います。
痛みや不調の原因はどこかにあるので、それを見つけるためにも構造学はとても大切だと思います。