
自律神経失調症で来院 (40代 男性 営業職)
主訴
肩こり、頭痛、めまい、不安感、睡眠の質の低下。半年前から顔の神経痛もある。
- 生活背景:
- 長時間のデスクワーク
- 夜遅くまでの仕事や不規則な生活
- ストレスの多い仕事環境
- 最近、何もしていないのに身体がだるく、心が落ち着かない
- 症状の経過:数ヶ月前から不調が徐々に増え、特に仕事の後に疲れが取れない感じがする。
- 自律神経の乱れを疑う症状:食欲不振、寝つきの悪さ、頻繁な頭痛。
検査・初診
- 姿勢チェック:
- 脊柱の生理的湾曲の減少
- 首や肩、背中に強い緊張が見られる
- 筋肉の硬直:
- 特に首・肩の筋肉に著しい緊張
- 背中、腰にも緊張が確認され、全身に血行不良の兆候あり
- 呼吸の確認:
- 浅い呼吸が見受けられ、リラックスできていない様子
- 反応検査:
- 触診で筋肉の過緊張を感じ、反射的な痛みが多い
施術
- 全身調整(アジャストメント):
- 背骨の調整:骨盤や背骨の歪みを整え、神経の流れをスムーズにする。特に頚椎、胸椎、腰椎にアプローチ。
- 首肩の緊張緩和:首の周りや肩甲骨周辺の筋肉を緩めるマッサージやストレッチを行い、血行を促進。
- 骨盤調整:骨盤の歪みを整えることで、全身のバランスを改善。
- SOTカイロプラクティック:後頭骨から仙骨の脊髄液の循環促進。
- 自律神経にアプローチするリラックス法:
- 深い呼吸法:呼吸法を指導し、浅い呼吸を改善。自律神経のバランスを取り戻すため、深呼吸の提案。
- 生活習慣のアドバイス:
- ストレッチや軽い運動(ウォーキングなど)の推奨。
- 睡眠の質を改善するためのリズム作りの提案。
2回目以降の施術と経過
- 2回目の施術では、最初に比べて肩のコリや頭痛が軽減され、睡眠の質も少し向上したとの報告。
- 継続的に姿勢や呼吸の改善を進め、筋肉の緊張が緩和されるとともに、精神的な不安感も減少。
- 自律神経の乱れを改善するため、週1回の施術と、日常でのストレス管理やリラクゼーションを並行。
まとめ(考察)
- 施術後、約1ヶ月の通院で、肩こりや頭痛の頻度が大幅に減少し、睡眠の質が改善。
- 自律神経の乱れが改善され、仕事のパフォーマンスも向上。
- 精神的な不安感が減り、リラックスできる時間が増えたことにより、心身のバランスが整った。
整体院での施術は、自律神経失調症の症状を改善するために、身体的な調整と心のリラックスを促進する重要な手段となります。ストレスを減らし、生活習慣を整えることで、症状の緩和を図ることができます。