
花粉症で来院 (30代 女性 事務職)
主訴
毎年春になると、花粉症による鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみに悩まされる。特に朝起きた時の鼻づまりがひどく、睡眠の質も下がっているとのこと。
検査・初診
- 自律神経の乱れを感じており、肩こり・首こりも強い。
- 鼻の通りが悪く、呼吸が浅くなっている。
- 睡眠が浅く、朝の疲れが取れにくい。
- 内服薬は服用中だが、効果を感じにくい。
施術内容(週1回、約40分 × 4回)
首・肩・背中の筋肉の緊張を緩める施術
→ 鼻づまりや呼吸に関係する筋肉(胸鎖乳突筋、斜角筋、僧帽筋など)を緩めることで、呼吸を改善。
頭蓋骨調整(クラニオセラピー)
→ 頭蓋骨の動きを整えることで、脳脊髄液の循環を促進し、自律神経のバランスを調整。
自律神経調整
→ 背骨周辺のアプローチで交感神経・副交感神経のバランスを整え、免疫反応の過敏さを緩和。
食事改善と栄養補助
→ 「小麦をひかえる」などの食事改善と「タンパク質やミネラル」の栄養補助を開始。
施術後の変化(4回施術後)
- 朝の鼻づまりが軽減し、呼吸がしやすくなった。
- 睡眠の質が改善し、日中のだるさも軽減。
- 目のかゆみやくしゃみの頻度も減少。
- 「薬に頼りすぎなくても、過ごせるようになってきた」との声。
まとめ(考察)
花粉症は免疫系の過敏な反応によって起こるため、自律神経やリンパの流れを整えます。特に、首肩周辺の筋緊張や頭蓋骨の調整は、症状の緩和に大きく貢献します。
免疫系の症状の改善には、食事改善と栄養補助も必要です。